※本投稿は、2021/4/19に書いたnoteの記事をリライトしたものです。
「日々のプロジェクトやコミュニケーションが、少しでも平和であって欲しいから」
「平和であって欲しい」と願った原体験たち
2005年頃に私はWeb業界に入り、”制作会社”→”インハウス”→”代理店”という異なる形態の職場でWebディレクションの仕事をしてきました。
その結果、組織の規模関係なく、どんな職場であれ「コミュニケーションの課題」は共通して存在するものだということを知りました。
Webの仕事は、1人完結のプロジェクトは稀で、ほぼほぼチームを組むことになります。
チームには多様なメンバーが集まるため、職種間におけるコミュニケーションは丁寧に(特に最初)行わないと、認識のズレなどが比較的簡単に起きがちな仕事だったりします。(もちろんしっかり仕事されているチームもいらっしゃいます)
そしてそれは企業間=クライアントとのコミュニケーションも同様です。
「言い方ひとつで伝わり方は変わっていく」
様々なチームに出会いましたが、そのあたりを気にして会話をする人は意外と少ないようです。
(あくまでも私個人の体感です)
周りのチームでの会話を耳にしていて、「またそんな言い方したら危険だよ…」と思っていると後日トラブルに発展していく。。
そんなシーンをよく目に耳にしてきました。
そして同時に、”好き”が原動力で働いている人が、日々のコミュニケーション課題も要因の一つとして、退職したり、体調を崩し休職したりする姿も見てきました。
(もちろん全ての理由がコミュニケーション課題ではないです)
もっとお互いの能力・個性を活かし合えたら、最高にクリエイティブな場になる気がするのに。。
でも何をしたらいいのか。
自分のチームをなんとかするだけでもヒーヒー言っているというのに。
そんな悶々とした思いをずっと抱えていました。
コーチングとの出会い
”コーチング”というものがあることを知ったのは、Web業界に入って数年後。
Webディレクションの仕事をしながら、日々コミュニケーションについて考え始めていた時期に知りました。
どうやって知ったのかは覚えておらずでして。
(検索して辿り着いたのか、人から教えてもらったのか、、)
直感的に、コーチングは良さそうだ!と感じたものの、当時は金額面で悩み決断がつきませんでした。
何せ受講料は安くないですので(汗)
そこから10年経って、年齢も中堅と呼ばれるゾーンに差し掛かり、これからの仕事の仕方を考えた時に、
・どうやら私は、どちらかと言えば、コミュニケーションを上手に取れる方らしい
・このまま自分のチームだけが平穏であればいい、という考え方でいいのか
ということから
悶々と思い続けたものを解消する=コーチングを学ぶ時期が来たのかもしれない。
と、腹を括り
「なんとなくやってきたコミュニケーションスキルについて体系的に学び、周りに伝えていく役割になることが必要」
と考え、2019年の春にコーチングスクールの門戸を叩きました。
今思えば、コーチングとはなんぞや、とまだわけがわからない状態でしたけど。
みんな何でもはじめはそんなものですよね。