どうしても受け入れられなかった自分の名前(漢字)を受け入れられる気がしてきたお話。

私の名前は、村瀬 敬(むらせ けい)。

名前だけを見た大体の人が”たかし”と読み、男性だと思う。
初めましてがメールで、初めて電話で話すと相手の「あ!」という驚きから会話がスタートするのがお決まり。

記憶から無くならないのは、幼少期、病院で名前呼ばれるときとかね。
「たかしくーん」って。
100%の確率で男の子に呼び間違えられる。

という切ない経験はあれど、
”けい” という響きは気に入っていた。

ある程度成長してからはネタとして使えてきてるしね。

タイトルにある通り、漢字だけがね、ずーっと受け入れられなかった。
いつか漢字だけ名前変更しようかな、とかね。

”敬”という漢字によって、呼び間違えられる原因が起きてきたわけだし。

ほんとになんでこの漢字なんだよ。。って。

ちなみに、名付けの経緯は、お寺さんの候補の中から選んだと聞いている。
これもよくある話だと思うけど、学校の宿題で名前の由来を聞いてみる。っていう流れで聞いたと思うけど、その時に、父も母もなんかモゴモゴしてはっきり言わないんだよね。幼子心に、「これはおばーちゃんとなんかあったな」と察してそれ以上は何も聞かないことにした笑

それがなんだか、今日突然、「敬う」ってどういう意味なんだっけ、
と、検索を始めたのがきっかけで、私の中での「敬う」という定義・解釈を改められて、それいいじゃん!と受け入れられた、かもしれないことが起きたのです。

『敬う』
を調べるといろんな表現がある中で、これがいいなと感じた。

相手を尊んで礼をつくす。

Oxford Languages

では、「尊ぶ」「礼をつくす」とは?

尊ぶ:うやまって大切にする。
礼をつくす:相手に対する敬意や感謝の気持ちを、礼儀や作法をもって伝え切ること。

Oxford Languages
https://www.hiizurukuninoeigyo.jp/shin/17393655

とあったので、

『敬う』 とは、
相手を大切にして、相手に対する敬意や感謝の気持ちを、礼儀や作法をもって伝え切ること。

と表現できる。

「伝え切る」

伝え”切る”って、めちゃめちゃ伝えまくって息も絶え絶え。みたいな力尽くした!!っていうイメージで、「敬う」という言葉に対して持ち得ていなかったから、少し驚いた。

そして、同時に、【飛行機事故の際、酸素マスクは自分からつける!子供など弱き立場の人を守るためにもまずは自分!】という話を思い出して、”相手”を”自分”に置き換えてみると

まずは、自分を大切にして、自分に対する敬意や感謝の気持ちを、礼儀や作法をもって伝え切ること。

となって、鋼の自己肯定感(自分を無条件に愛する・受容すること)とつながっていくなぁと、しみじみ。

そして、今まで「敬う」に対して持っていた嫌なイメージ=自分の中での定義が解けて、再構築された感覚にもなった。
この新定義にしばらく浸かっていたらそのうち馴染む、かもしれない。

嫌だったのは、
高位なものに対して崇める。
という意味の”持ち上げられる”イメージ。

持ち上げられちゃったら、目線の高さが変わって、対等・仲間でなくなってしまう。

幼少期、成績が良かった自分が「頭いい人はなんか違う次元の人」みたいな扱いをされているような感覚を持ってしまっていた。仲間外れにされた感覚ともいうのか。

対等で在りたい。どっちが上とか下とかいらない。
みんなただの人でしかない。

と思う一方で、そこにフォーカスしてること自体、自分の中で上とか下とかが存在している。
っていう”とんち”のようなグルグルする話になっていく笑

上も下もない。

っていう世界を自分に浸透させてるプロセスにいるのね、私🙏

っていう別な気づきもおまけでついてきた。

Thank you for sharing!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

村瀬 敬 / murase kei
「対話力」構築プロデューサー/自己探究付き添い人/自己探究マニア
趣味は言語化、図式・視覚化、言葉遊び、間取り図眺め、遺伝子易経観照、猫動画鑑賞、いけばな
そして猫とあんこLOVE。

目次