私の自己探究との出会い

2019年から私は「コミュニケーションスキルを体系的に身につけたい!」と、コーチングとチームビルディングの学びを始めました。

当初は、学べばスキルが身に付く!
そう期待していたのですが、、、。

しかし、実際に学び始めると、容赦無くやってくる”自分と向き合わされる時間”

今振り返れば、当時はとにかく混乱していたように思います。
自己探究なんてワードも認識なかったし、自分が行きたい道を歩かせてくれない、
何か一つわかったような気になっても、すぐにまた混沌に引き戻される。

「さっさと知識を得て、自分の中で体系立てて腹落ちしたい!」
そんな欲求が、学べば学ぶほど、正体がわからない”何か”の渦の中でコテンパンにもみくちゃにされる日々。

「わかった!スッキリー!」と言える瞬間を迎えられない。

新しい知見に出会うと、自分なりの脳内の知識空間の中でいい収まりどころに置いていくことで「新しい情報を完全理解した!スッキリ!」ってなることが気持ちいい私にとって、それができない歯痒さは、なかなかにしんどいものでした。

あ、この↑知識の完全理解!スッキリ!のプロセスが、自分にとって気持ちいいことだと認識できたのも少し先になるので、当時の感覚はもう少し違う、、というか言語化できなかったかも。

新たな知見との出会いやそれを共に仲間と消化していくプロセスは、刺激的で楽しいけど、やっぱりどこかスッキリしないから、なんか気持ち悪い、なんかしんどいって感じかもです。

正体のわからない気持ち悪さを抱えるのって、嫌ですよね。

しかし、なんなら当時の私は、気持ち悪さを抱えた状態が自分にとって”嫌なもの”という認知もできてないくらい、自分に対する感度が低かったなぁ、と今改めて感じます^^;

今は学びたいことを学べて楽しいんだ!!最高なんだ!
と、ネガティブな感情を無意識にポジティブに塗りつぶしていたかもですね。

今の私なら、それは自己探究のプロセスにいるから、そんなすぐにスッキリできる代物じゃない(なんなら一生)。このカオスさは、自分を知っていく豊かなプロセスの中にいるんだから、気持ち悪いどころかとても豊かな時間なんだよ。と言ってあげられそう、、、

だけれども、過去は過去

この気持ち悪かった時間も、私にとっては必要な時間だったのですよ。
しんどかったけどもね。

そしてそんな気持ち悪さも携えつつ4年が経ち、2022年12月に「Well-being×DAO」をテーマに掲げるコミュニティWisdom Commons Lab(WCL:今はHPLに名称統合)に出会いました。

コーチングの学びの流れから”Well-being”という概念と出会い、
ITの仕事とAIの学びから”Web3.0・DAO”の概念と出会い、
その両方を掛け算したコミュニティなんて、素敵すぎる!!!

と、あまり詳細を理解せずに、Well-beingのテーマでDAOの仕組み作りに参加するぞ!とワクワクと入会。

活動の中心ツールDiscordを開いたら、コンテンツの8〜9割がスピリチュアル(←当時の私の感覚)で、一瞬あれ??笑と思ったものの、まぁこれも出会いかな、と今(入会から8ヶ月)に至ります。
(補足:入会時の私は、スピリチュアルの知識ゼロでした。)

このコミュニティで、ようやく「自己探究」を認知し、自分で使うようになり、このプロセスがいかに豊かなものなのか、そして仲間と自己探究の時間を共にすることで、自分と向き合う時間が、”なんかしんどい”という感覚から、”リラックス&なんなら楽しい”感覚へと変化してきました。

自分のこのWeb上でも「自己探究」のメニューを入れる発想になったのもWCLとの出会いの賜物。

WCLでのさまざまなコンテンツ&人たちとの出会いについては、また別の記事にて。

気になった方は下記リンク先からどうぞご覧ください。
Human Potential Lab

ちなみに、私にとって自己探究とは、読んで字のごとく、「自己」を「探究」すること。です。
そして、その探究の中で、自分について新しい気づきを得ること。
さらにはその気づきから、新たな探究テーマなりアクションなりを見出すこと。

今(2023年8月時点)は、そんな感じです。

私、という一個人が、人間の脳や身体を完全に認識し切るというのは、多分無理なことなんだろうなと思ってます。
その中で、自分の「死」までの時間を使って、どの部分を切り口に見ていくのか、そして気づきを得ていけるのか、それを楽しみきっていけるのか。

永遠なる愉しいテーマなのかもしれません。

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