口癖の「〜けど」ってなんなん?からのハッとする気づき!

先日の投稿「インナーチャイルドを満たす」で始めたラジオ配信が3日目を終え、明日三日坊主にならないかどうかの瀬戸際です(笑)

配信時間は長くても10分を目安にしているので、録音したらすぐに聴き直しています。

基本的には自分のためなので、よほどの聴きづらさがなければ1回撮ってそのまま配信しちゃっていますが、今回聞いていて、自分の口癖の登場回数が多くてちょっとダメージを受けました笑

それがタイトルの「〜けど」。

基本的には接続詞で「〜けれど、〜」と使うようですが、私の場合は文末に使っていて。。。

数年前のコーチングセッション(私がクライアント)の時にも、コーチから「めっちゃ、”けど”って言ってるよ」というフィードバックをもらっていたことも思い出し、そもそも「〜けど」ってなんなん??と調べてみた。

探してみると出てくるもので、

「話し言葉における「が」「けど」類の用法」 一橋大学 三枝 令子氏 著

研究されている方がいるものですね。

そこそこボリュームがあるので、またじっくり読むとして、、ざっと読んでなるほどーと感じた箇所がこちら。

・もっとも使用頻度の高い「けど」は、発話末で使われる

切り出し、対比、言い切りの回避、注釈、の用法

・「けど」の機能を利用して、発話末で使うことで、
 話し手は断定を避け、また、相手に会話を続ける意思表示をしている

「話し言葉における「が」「けど」類の用法」 一橋大学 三枝 令子氏 著

本来は接続詞なんだけど、みんなも発話末(なんて言葉初めて聞いた)で使ってるんだね。

っていうのが最初の驚きで、そして、最も納得の部分が、

・言い切りの回避
・注釈

(・切り出しでも使ってるけど、今回はそこじゃない)

と、

・話し手は断定を避け

の部分。

そうそう、そうなのよ。

断定したくないのよ。なぜか。

思いつくのは、

・言い切ると強く言っているように聞こえる気がするので、その回避

・注釈も同じ目的で、違う解釈も足すことで、勘違いを防ぎたい

これを踏まえ、再度配信を聞き直しつつ、頭の中で言い切りにしたらどう聞こえそうか確認してみた。

・多分、「けど」を使わずに言い切っても問題ない気がした。
 思ってたほど言ってない。

・むしろ今度は「ので」も似たような使い方してるなーって気がついた笑

・とにかく言い切りたくないらしい笑
 自分の感覚・思考を捉え切れていないから断定できない・したくない。のかな。

ってピックアップしてて気づいた。

自分の感覚・思考を捉え切れていないから断定できない・したくない。

これって、、

捉え切れていない
 → どこかで捉え切れるゴールみたいなものがあると思っちゃってる。
   あぁ、また”ゴールある説”になってた!!
 そしてそれは同時に、
 → 今現時点の自分の感覚・思考を受け止めてあげれてない!!

ってことじゃないか。。。

とハッとしました。

「話し手は断定を避け、また、相手に会話を続ける意思表示をしている」

という相手に対する解釈を学びつつ、自分の内側からの気づきは

「現時点での自分の感覚・思考に対して受け取ることを保留している状態を表している」

と少し表現を和らげたかったものの、あえてストレートに言うと

「現時点での自分の感覚・思考に対して否定している状態を表している」

ってこと。

うーーん。。

自分を守りたいはずなのに、守り方を間違えてた!?

わー、、やや混乱笑

とりあえず今日はここまで。

やれることはまずは「けど」は使わずに、現時点の自分の感覚・思考を受容してあげるためにも言い切ってみる。ことかな。

とりあえずやってみよう!

Thank you for sharing!
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この記事を書いた人

村瀬 敬 / murase kei
「対話力」構築プロデューサー/自己探究付き添い人/自己探究マニア
趣味は言語化、図式・視覚化、言葉遊び、間取り図眺め、遺伝子易経観照、猫動画鑑賞、いけばな
そして猫とあんこLOVE。

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