”能力”に「頼る」、”存在”に「甘える」という見方

こんにちは。

人に頼るのが苦手、頼り方というものがわからない、村瀬です。

そもそも、1人でなんとかする癖がつき過ぎて、「頼る」という言葉すら私の辞書にはなかったところからすると、

「私は人に頼るのが苦手」と認知したことは一つ大きな変化だったと思います。



そして、次に現れてきたのが、「頑張らない」


この言葉と「頼る/甘える」はこれまで別のシーンで登場するものだと思っていて、一緒に考えることはなかったのですが、

それがこの数ヶ月、「頑張らない」を意識してきた中で、急に、

『あれ?頑張らないためには、誰かに頼ってお願いしたりしないと進めないものがあるじゃん』

と気づき、わー、、どうやって頼ったらいいんだ?? ないし、そこで思考停止する。という時間を過ごしたのち、

ある打ち合わせで、「どんどん頼って!」と温かく力強い言葉を掛けてもらえて、

『こうして、相手から言ってもらえないと、私ってほんとに頼れないんだ、、、。あのタスクどうしよう、、で思考停止して止めてしまっていた』

と愕然としてしまった。



そこで、なるべく1人完結をやめようと思い、その温かい言葉を掛けてくれた人に、
「こんな状態でもいいかな、、」とおずおずと現状の共有と意見をもらう、
といういわゆる相談をすることからし始めている今日この頃です。

会社員だった頃は、自然と話せる機会があるので、そこでなんとなく話して、結果的に助けてもらえることは多かったと思うのだけど、フリーになってからは自発的に発信しないと似たようなことが起きにくくなってしまっていたんだと思う。
でも、そういった環境関係なく、”自発的にHelp!”は相当な状況にならないとしてこなかったと思う(笑)

そんな中、そもそも「頼る」とか「甘える」ってなんなん?「頼る」と「甘える」の違いは?

と気になり検索をし、いくつかの記事を読んでみたわけです。

それらを読んでみると、観点としては3種ほど浮かび上がってきました。

① 遠慮があるお願いは「頼る」、遠慮がないお願いは「甘える」

② 自分でできないことをお願いするは「頼る」、自分でもできることをお願いするは「甘える」

③ お願いするときの、ニュアンス・言い方・態度によって受ける印象で「頼る」「甘える」

こうして言語化してみても、解釈の仕方は人それぞれなので、同じ事象を見ても、
人によって<これは頼っている>、<これは甘えている>と捉え方が違うだろうなぁと感じつつも、これらの見方は確かにあるなーと感じていました。

また同時に、「頼る」「甘える」のイメージを写真検索していて気づいたのが、

・どちらの言葉で検索しても出てくる写真・イメージは似ていること

・写真から浮かび上がってくるキーワードが「協力」「助け合い」「介護・医療」「家族・親子・子供」といったもの

特に「家族・親子・子供」のイメージは「頼る」と同時にいい意味での「甘える」を感じ、

私の中の「甘える」の定義にノックをしてくる感覚が生まれました。


こうして、私が整理してみた「頼る」と「甘える」の定義がこちら。

頼る = 相手の能力を信じてお願いする

甘える = 相手(主に家族かな)の存在そのものへの愛

別にこれが正解ではない(もしくはたくさんある正解の中の一つ)ので、これを読んでくださっているあなたの中の定義・感覚も大切にしてほしい。


頼れない私としては、「頼る」にも着目したいところだけれど、
こうして自分で整理したくせに、「甘える」の定義に衝撃。笑。

私の中でのこれまでの「甘える」の定義がいかに偏っていたかと!

・めちゃくちゃネガティブな解釈だけを持っていた。
 怠惰、わがまま、自分勝手、迷惑行為などなど笑

・周囲というか、特に身近な家族やパートナーなど、プライベートにおいて甘えてこなかった人生
 =家族やパートナーに存在そのものへの愛を伝えてこなかった!

そう考えると、過去のいろんなシーンが蘇ってくる。

迷惑はかけてない。

むしろかけて無さすぎて、寂しい気持ちや存在意義をなくさせるなど、相手を悲しい気持ちにさせていた。

共に過ごす人を大切にするためにも、「甘える&頼る」って大事だんだな。。

しみじみと感じる時間になりました。




さぁ気づいたら、何かを少しづつでもアクションをしてみないとね、、、

とは言いつつも、何からしたら、、って思っちゃった笑

他の人が最近頼ったこと、甘えたことってなんなのか、色々聞いて参考にしたい!

って、あぁ聞いて回ったらいいか。

まずはそうしてみようと思う♪

Thank you for sharing!
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この記事を書いた人

村瀬 敬 / murase kei
「対話力」構築プロデューサー/自己探究付き添い人/自己探究マニア
趣味は言語化、図式・視覚化、言葉遊び、間取り図眺め、遺伝子易経観照、猫動画鑑賞、いけばな
そして猫とあんこLOVE。

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